つま先の向き。

こんにちは。
シーズスタイル堀です。

突然ですがあおむけに寝転がった時のつま先はどこを向いていますか?

内側に向いていますか?
まっすぐですか?
外側に向いていますか?
右と左の左右差はありますか?


理想のつま先の向きは外側に開いている

つま先がまっすぐや内側に向いている場合は太ももの骨が内側にねじれている状態です。
股関節や膝も内側にねじれているということになるので内股ということになります。

人には「リンパ管」というものがあります。その管の中を流れているのがリンパ液です。
そして体中のリンパ液を集めて仕事の効率を向上させるためのそれぞれの関所を「リンパ節」といいます。

リンパ節の働きの一つに老廃物を回収するシステムがあります。
通常、老廃物は静脈に取り込まれて心臓に戻りますが、静脈に戻すと負担になるものはリンパ管に流します。
つまりリンパ節は静脈では処理できない老廃物を分別処理し排せつするという大切な役割をしています。

 

内股はなぜいけないか

太ももの骨の付け根には鼠径リンパ節があります。
鼠径リンパ節には卵巣や子宮からでる老廃物が運ばれます。リンパ節 に対する画像結果

その老廃物を集め処理をするのが鼠径リンパ節。
鼠径リンパ節で処理をした不要物は静脈またはリンパ管に流して体外に排出します。

しかし太ももの骨が内側にねじれていると鼠径リンパ節は圧迫されて狭くなり処理した不要物をうまく流すことができません。
不要物は滞留し様々な下半身(おへそから下)の不調につながります。

逆に太ももの骨が外側に向くことで鼠径リンパ節は解放され処理した不要物が流れやすくなります。そして新たな体液が入ってくることで代謝が良くなります。

からだは動いたり思考なりした際には必ず老廃物がでます。
その処理がうまくいくかいかないかはとても重要なのです。


これは立っていても座っていても歩く時も同じです。
太ももの骨は外旋(外向き)が構造上理にかなっています。

太ももが内側に向いてしまうのは股関節のずれや歪み、足裏や脚の使い方が大きく関わります。
シーズスタイルでは股関節の矯正が中心ですが状態の原因や日常のケアのお話もしっかりしています。
一番大切なことは日常にあるからです。

ご自分で内側にねじれているか試す方法はあぐら。
スムーズにかけるかかけないかチェックしてみてください。

内股(股関節が横にずれたりねじれた状態)にはいろいろな問題がありますが今回は鼠径リンパ節についてのお話でした。