私は石川の能登に生まれ育ち、金沢の美容室で働きながら富山の美容専門学校(通信)を卒業しました。
美容師免許を取得し23歳で上京。憧れの青山や銀座で美容師として働きました。
10年以上毎日に追われ、ただただ家賃や洋服、遊ぶお金のために働いていました。
楽しいし、刺激的でやりがいもありましたが毎日を振り返る時間も余裕もなく、とにかく都会で生きるのに必死でした。
今思えば。
ある時友人にヨガを勧められ、たまたま行ったのが今の仕事のきっかけになったのです。
初めてのヨガで、何をどうするのか分からないまま一通りからだを動かした後、先生の言われるまま屍(しかばね)のポーズといって瞑想の時間をとりました。シャヴァーサナとも言います。
その時に突然涙が止まらなくなったのです。
どうしたのか理解できず、すごく不思議な気持ちと恥ずかしい気持ちでいっぱいでしたが、そのあとが驚きでした。
すごく爽快だったのです。視界が明るくなり頭がすっきりして、気持ちいい。こんな経験初めてでした。
しばらくぽーっとして動けなくなったことを今でも鮮明に覚えています。
それくらい衝撃的でした。
それが何だったのか、どうして涙が出たのか、なぜスッキリしたのか、私はどんな気持ちだったのか、はてなばかりでそれがどうゆうことなのかとても知りたくなったのです。
それがきっかけで自分の心のこと、これまでの生活のこと、からだのこと、食べる物のこと、使うもののこと、医療のこと、企業のこと、社会のことなどなどに関心を持つようになり、調べたり試してみたり講習やセミナーに参加したり自分なりに勉強するようになりました。
母が心臓の病気で倒れたのもこのころで、それも大きく影響したと思います。
そのうちに、できるだけ薬や病院に頼らない生活、自分のからだに責任をもって生きる生活を意識するようになりました。
しぜんの流れのなか、からだによいことを仕事にしたいと思うようになり、整体の世界に入ろうと決めました。
美容整体・美容矯正を選択したのは、その当時すごく人気があったということと、女性を専門にする必要があると判断したからです。
人間にとって大切な人格の基盤は、家族との関りのなかで形成されます。
その家族のなかでも母親というのは大切な責任を担います。
これから家族を作る人、今の家族を守る人。シーズスタイルは全女性が対象です。
テレビやマスコミの情報を鵜吞みにせず、常識といわれる事や周りの目に振り回されず、本当に大切なこと必要なことを一緒に考えたいと思いました。
それが女性専用の美容整体を選択した理由です。
私がお世話になったのは、東京港区表参道の有名矯正サロンです。ここは大変人気があり有名人も多く来店され、予約が取れないことで有名でした。
日本美容矯正師協会理事長に師事されていた方のサロンです。
私も理事長に直接指導を受けました。
このサロンで私は年間1000人以上の方の担当をしていました。
特殊な手技の取得と、貴重な経験を積ませてもらえたことを本当に感謝しています。
高岡に引っ越しが決まり退社しましたが、今までの経験を活かしここで頑張ろうと思っています。
人の役に立ち、必要とされるサロンを目指して日々学び努めてまいります。
みなさんよろしくお願いいたします。